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アメリカ出張の準備段階編⑤~持ち物Part.4―絶対に忘れてはいけないもの―

      2016/02/18

 

今回は、アメリカ出張の際は絶対に忘れてはいけないものと、慣れると持っていくことが普通になる「あると便利なもの」をご紹介します。

※ 当記事の内容は2015年12月時点のものです。お出かけ前に最新情報を確認することをお勧めします。

 

はじめに:絶対に忘れてはいけないもの

それはズバリ、薬です。日本で飲んでいる薬は少しずつでも全て持っていくことをお勧めします。

医師に処方された日常飲んでいる薬は当然ですが、頭痛薬、解熱剤、風邪薬、便秘薬、胃腸薬、下痢止めなどです。もちろん、成分が分かっていればアメリカでも買えますが、そのまま飲むと危険です。

わざわざ持参する理由は、アメリカで販売されている医薬品はアメリカ人の身体のサイズに合わせているためなのです。日本人がそのまま成人用量で服用するとオーバードーズ(薬物過剰摂取)にもなりかねません。

ちなみに:アメリカの薬局で買えるこんなもの

逆にアメリカだから手に入るものもあります。保険が高く、医療費が高いアメリカでは重症でないと病院やクリニックには行かれません。そのために大抵の薬は抗生物質を含めドラッグストアで処方箋なしに買えるようになっています。

例えば急な歯痛に、持っていると便利な「塗るタイプの簡易麻酔(痛み止め)」や、歯の詰め物が取れてしまった場合の「詰め物ペースト」などは助かります。

また、中には時差に慣れないまま帰国しなければならないビジネスマンもいるでしょう。もし日本で不眠症対策のメラトニンを処方してもらうのを忘れてしまった場合も、なんとアメリカのドラッグストアでサプリメントの売場に普通に並んでいます。

賢く活用するために!

いつも飲む薬をドラッグストアで探す場合や、万が一病院に行く必要がある場合を考えて、常用している薬の成分名や英語名を書いたものを常に持ち歩くといいですね。

なお薬を飲むとき、水にも注意してください。アメリカの場合は水に問題はありませんが、それでもペットボトルの水を飲むようにしてください。

健康なままでアメリカ出張を終えるため、生ものにも注意しましょう。

アメリカであっても基本的に海に面していない地域での寿司などは鮮度が分かりませんので、避けたほうが無難です。「パイロットはフライトの前日に生ものは口にしない」という航空会社もあるくらいです。

ホテルで快適に過ごすために!+αであれば便利なもの

・冷凍食品用の保冷袋、ソフトクーラーボックス、500mlの魔法瓶

大抵、ホテルの部屋に冷蔵庫がないため、乾燥して喉が渇いて夜中に冷たい飲み物を飲みたくなったり、デリやスーパーマーケットで買ったチーズやフルーツなどを冷やすことが出来ません。

部屋にアイスペールはありますが、すぐに氷が溶けてしまうので、冷凍食品用の保冷袋やソフトクーラーボックスがあると便利です。

氷は大抵、ホテルの各階にあるアイスコーナーで無料で持ってこられますが、中にはロビー階にあり、その都度ボーイにチップを渡して取ってきてもらう…なんてシステムのところもあります。面倒な場合は500mlの魔法瓶を持っていき、買った冷たいドリンクを入れておくのも良いでしょう。

・マイ箸、携帯用のカトラリー

また、携帯用のマイ箸とスイス・アーミーナイフの様にスプーン、フォーク、ナイフが揃ったものがあると、部屋で何かを食べる時に、チーズやフルーツを切り分けることも出来て便利です。ただしはさみやナイフは手荷物には入れないようにしてください。没収されてしまいますよ!

さらに欲を言えば、使いたい時に手元にないとイライラする小物は、爪切りや耳かき、爪楊枝です。

まとめ:無事パッキング完了!…ではない

(著作権者:JEXP、ライセンス:CC by-sa 「スーツケースのTSAロック」、https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Suitcase2.jpg)

(著作権者:JEXP、ライセンス:CC by-sa 「スーツケースのTSAロック」

遂に荷造り終了でスーツケースを閉めました。アメリカ政府認定のTSAマークの付いたロックを掛けて…。

ちょっと待って下さい!スーツケース売場の人は必ず、「TSAマークならば大丈夫」と言いますが、このタイプのロックは使用しない方が賢明です。

そもそもこのTSAロックは、空港局員がフライト時の預入れ荷物を抜き打ち検査するための仕組みです。

一般のスーツケースロックを使用している場合は、検査に備えてロックを解除したまま預ける必要があり、中身が少々不安になるかもしれません。そこでTSAロックを使用すれば、局員が合鍵で開錠可能なため、しっかりと鍵をかけたままにできる、というカラクリです。

ところが…合鍵は全部で11種類あり、アメリカの空港職員は必ずしも全ての種類を持っているわけではないのです。ですから最悪の場合、「壊してでも」スーツケースを開けてチェックすることになります。もちろんその場合、壊されてもクレームは言えません。これでは他の種類のロックと同様です。

ではどうすればいいのか?

①まずスーツケースには貴重品を入れないこと。

②そして何もロックを掛けず、仮止めにすること。

荷物預入の際はロックを掛けず、荷造り用の仮止めテープでスーツケースのジッパーや開けるボタン部分が開かないように留めておくことです。日本の空港のチェックインカウンターで、スーツケースを預ける際に頼めば、貼ってくれます。これでスーツケースは準備完了です!

⇒次回に続きます!

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