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【こんな英語表現、してませんか?】英語だと思っていた表現、実は和製英語だったとは!

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海外マーケティング支援を行っている合同会社トロの芳賀 淳です。

実は語学系唯一の国家資格「全国通訳案内士」合格者なのです。新シリーズでは、間違えがちな英語表現を紹介して行きます。これって英語だとばかり思っていたのに、日本語だったなんて!という表現も出てきます。外国の人と接する時に和製英語を使っても通じないので、そのへんを意識して和製ではない英語表現を使うようにしましょう。

続々と出てくる和製英語!

 トップバッターは食べ放題メニューViking(ヴァイキング)の登場です。これって英語じゃないの?!と思いがちですが、食べ放題メニューを意味する英語はBuffet(ブッフェ)です。朝食ならばBreakfast buffet(ブレックファストブッフェ)と言います。Vikingの発音も難しいですね。上の歯で下唇を噛んでアという音を出すとVikingのV発音ができます。しかしほとんどの日本人はVとBの音をごちゃまぜにしてVikingではなくBiking(バイキング)と発音することが多いのです。Bikingと聞いた外国の人は「なぜ今から自転車に乗るのだろう?」と不思議な思いをするそうです(オランダの人から直接言われました。今から自転車に乗ってどこに行くの?と)。Bike(バイク)は英語で自転車、オートバイのことはMotorcycle(モーターサイクル)と言います。このへんもややこしいですね。

ちなみに喫茶店にある朝のコーヒーとトーストのメニューはMorning set(モーニングセット)と言いますが、Breakfast set(ブレックファストセット), あるいはBreakfast special(ブレックファストスペシャル)というのが通じる英語です。Morning service(モーニングサービス)という表現は朝の礼拝のことゆえ、くれぐれもキリスト教国の宿泊先で使うことのないようにしましょう(最寄りの教会を紹介されることでしょう)。

 次は和製英語です。通じる英語では何と言うでしょう?

1)シュークリーム
2)グリーン車
3)ワイシャツ
4)(人の性格が)ウェット
5)プラスのドライバー
6)(衣類を縫う)ミシン
7)ヨット
8)ハートフル
9)キッチン・ドリンカー

 解答例

1)シュークリームを発音すると相手にはShoe creamと聞こえます。すなわち靴のクリームのことです。さすがにそれは食べ物ではないですね。舌が真っ黒になること間違いなしです。中にクリームの詰まったあの食べ物はCream puffと言います。エクレアはFinger-shaped cream puff(フィンガーシェイプトクリームパフ:指の形をしたシュークリーム)と言えば通じるでしょう。

2)グリーン車は緑の車(車両)です。緑色の車体、あるいはエコな車両を想像するかもしれません。鉄道のグリーン車は特等席ですから、First class car/coach(ファーストクラスカー/コーチ)と言うのがよいでしょう。

3)ワイシャツはWhite shirt(ホワイトシャツ)の音を明治の頃の日本人が耳にしてYシャツとなったものです。色付きや縞のシャツもあるでしょうからDress shirt(ドレスシャツ)と言うのがいいですね。外国のホテルではDress shirtという箇所にチェックをしてからランドリーに出しましょう。

4)(人の性格が)ウェット。He is wet.とか言ってしまうと、「やつはお漏らしをしている」というとんでもない意味になります。物理的に濡れているのがwetです。めそめそした性格を表すならば、He is sentimental.(センティメンタル)と言えば通じます。

5)プラスのドライバーのことはPhillips head driver(フィリップスヘッドドライバー)と言います。ネジの方はPhillips head screwですね。マイナスのドライバーはScrew driver(スクリュードライバー)と言います。そのまま「ねじ回し」ですね。

6)(衣類を縫う)ミシンはSewing machine(ソーイングマシン)です。幕末から明治に日本に入ってきた代表的な機械(Machine)がSewing machineだったので、固有名詞的にMachineと言うようになったようです。マシンではなくミシンと訛っているところが愛嬌ですね。

7)ヨット(Yacht)はオランダ語です。ヨットでも通じないことはありませんが、欧米の大富豪が所有する大型クルーザーをヨットと呼ぶことが多いようです。通常のヨットのことはSailing boat(セイリングボウト)と言います。

8)ハートフルでは通じません。心が優しいという意味ならば、Heart-warming(ハートウォーミング:心が暖かい)という表現がよいでしょう。

9)キッチン・ドリンカー。台所で飲んでしまう依存症の人のことです。あちらでは台所ではなく押入れで飲んでしまうようで、Closet drinker(クローゼットドリンカー)と言います。場所が変われば隠れて飲む場所も変わる、ということでしょうか。

まとめ

和製英語が世の中に溢れています。コンビニ、スマホ。日本人同士で使うなら問題ありませんが、外国や日本語を理解せぬ人とコミュニケーションをとる時は通じる表現を使うことを心掛けましょう。試しに9問トライしてみていかがでしたか?次回はもう少し長い文なども交えて、どのような英語表現がよいのか紹介を続けて行きます。

 

 【プロフィール】
合同会社トロ 代表社員 芳賀 淳(はが あつし) 

大手総合電機、精密機械メーカーにてベトナム他での海外販路開拓や現地法人設立などの海外業務に携わった後、合同会社トロを設立。豊富な海外業務・貿易実務経験を活かしたコンサルティングサービスを、ジェトロや中小機構などの公的支援機関および民間企業向けに提供している。 

URL: https://sub.toro-llc.co.jp/ 

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