台湾と言えば、食べ物が美味しいことで有名です。そのため、台湾へ出張を控えている方の多くは、滞在中、ぜひとも現地でしか味わえないグルメを堪能したいと考えていることでしょう。
そこで今回は、おすすめの台湾グルメ情報をご紹介します。
▼目次
台湾出張の際に味わいたいグルメ6選
【1】牡蠣の代表的B級グルメ「蚵仔煎」(オアチェン)
蚵仔煎(オアチェン)は、台湾の代表的なB級グルメです。「牡蠣のお好み焼き」とも評されるこの料理は、「台湾10大夜市美食PK活動」と呼ばれるランキングで1位を獲得する程の人気を誇ります。たっぷりとかけられた甘辛いソースが牡蠣の旨味を上手に引き立てており、一口食べると病みつきになります。
【2】台湾のソウルフード「魯肉飯」(ルーローファン)
魯肉飯(ルーローファン)は、豚バラ肉を細切れにしたものを、台湾醤油をはじめとした各種調味料で煮込み、つゆごとご飯に盛り付けた料理です。庶民から親しまれる台湾のソウルフードで、定食屋さんや食堂でも必ずと言って良いほどメニューに載っています。
魯肉飯には味付けに店ごとの特色が出るため、色々なお店で食べ比べる楽しみもあります。
【3】台湾式ホットドッグ「大腸包小腸」(ダーチャオバオシャオチャン)
大腸包小腸(ダーチャオバオシャオチャン)は、台湾の夜市で生まれたホットドッグです。
ただし、大腸包小腸は普通のホットドッグと異なり、パンではなく、もち米の腸詰めででソーセージを挟んでいます。腸詰特有のぷりっとした歯ごたえと、もち米のもちもちとした食感が織りなすハーモニーがたまりません。
また、大腸包小腸に挟まれている台湾風ソーセージは「香腸」と呼ばれ、普段私たちが食べているソーセージよりも甘みがあります。台湾式ではこのソーセージに、高菜やパクチーをトッピングしたり、ピーナッツ粉を振りかけたりして食べます。
【4】冬の滋養補給にぴったり!「焼酒蝦」(シャチュウシャオ)
焼酒蝦(シャチュウシャオ)は、寒い冬には欠かせない、台湾の代表的な滋養強壮料理です。
ぷりぷりとした甘みのあるエビと数種類の漢方薬を、お酒と一緒に煮込みます。また、この料理には、血液の循環を促進し、胃の調子を整える働きもあるそうです。
器から立ち上る漢方食材の香りが食欲をそそります。冬の台湾出張の際は、ぜひエビの酒煮で栄養を補給してください。
【5】110年以上の歴史を持つ肉みそ麺「担仔麺」(タンツーメン)
担仔麺(タンツーメン)は、110年以上の歴史を持つ台南発祥の料理です。
「担仔」は天秤棒を意味し、当初天秤棒を担いだ売り子が料理を売り歩いていたことから、この名前で呼ばれるようになりました。
麺は中細のストレート麺で、スープには豚のそぼろやエビ、ニンニクなどが入っています。担担麺とは異なり、辛くなくさっぱりした味です。
一般的に、担仔麺は器が小さく量も少な目ですが、これは「飽きずに美味しく食べられる量」を追求した結果であると言われています。
【6】台湾と言えばやはりこれ!「小籠包」(ショーロンポー)
「台湾料理」と聞いて、小籠包(ショーロンポー)を真っ先に思い浮かべる方も多いでしょう。
台北にある「世界の10大レストラン」に選ばれた点心料理店の本店を始めとして、台湾の至る所で絶品の小籠包を味わうことができます。
また、小籠包は種類も豊富で、スタンダードなものから、カニミソやへちまを練りこんだ餡が入っているものまであります。台湾に行った際には、ぜひ自分好みの小籠包を探してみてください。
おわりに
おすすめの台湾グルメ情報をご紹介させていただきました。
現地の美食は、旅の醍醐味の1つです。出張の際には、ぜひ美味しい台湾グルメを味わってみてください。