現金は毎日のドル/円の推移を見て上手に節約することが出来れば良いのですが、仕事を抱えていると、どうしても週末か最悪の場合は空港での換金となります。換金の際のコツと、現地で使うクレジットカードの選定について、参考にしてください。
※ 当記事の内容は2015年10月時点のものです。お出かけ前に最新情報を確認することをお勧めします。
▼目次
はじめに:米ドルの持参は金種に注意しましょう
米ドルを用意するため換金する際、銀行で「金種」を尋ねられます。大抵は旅行者用に500ドル、1,000ドルパックが用意されています。銀行では、面倒なので出来るだけ100ドル札で出して紙幣の枚数を減らそうと提案してきます。しかし、面倒でも金種は自分で決めましょう。なぜなら、パックには決まって厄介な100ドル札が入っているからです。
カード社会の米国では100ドル札は旅行者位しか使わないので、必ず偽札ではないかと疑われ調べられます。日本の銀行では新札しかくれないので大丈夫だとは思いますが、古い札でちょっとでも切れている箇所があると、冗談ではなく、あらぬ疑いをかけられて警察沙汰になる可能性もあるのです。
実際にホテル内の売店の買い物で、古く切れた所のある50ドル札を使った人のお金を、店員が偽札だと判断し警察を呼んでいました。
トラブルは事前に防ぐのが一番の得策ですが、あいにく100ドル札を持ってきてしまった場合、両替はホテルのフロントで出来ますが、その都度両替を頼むことになりますので、最初から金種は換金時に大きくても50ドル札までで、最も使う20ドル、10ドル、1ドル札の枚数を多く用意するのが間違いありません。
現金はパスポートと共に肌身離さずに持ちましょう
現金は失くした時の為にも分けて持つのが安全だとスーツケースに隠す方がいらっしゃいますが、これは気前の良いチップと同じ意味で、盗られてしまうことは覚悟してください。
グループ出張で1人のスーツケースをセキュリティーチェックで開けた際に現金が出てきたため、グループ全員のスーツケースを開けられて、他の人もお金を盗られることがあります。そもそも空港職員のモラルの欠如が問題なのですが、スーツケースに貴重品を入れてはいけないことになっていますし、盗られた証拠もないので諦めるしかありません。
必ず、パスポートと現金は肌身離さずに持ちましょう。
クレジットカードを使わない場合、現金は多めに準備が必要です
ホテルチェックイン時に預り金や保証金と呼ばれるデポジットは、通常クレジットカードで行いますが、現金の場合は大体300ドル以上必要となり、カードの場合よりも多く必要です。
また日本人があまり泊まらないホテルや小売店、レストランなどではJCBカードは使えないことがありますので、どこでも使えるVISAやMaster Cardなどが便利です。意外かもしれませんがAmexは取扱手数料が高いため、採用していない小売やサービス業も少なくありません。
まとめ:カード社会ならではの習慣
以上のように、何でも支払はクレジットカードや小切手というアメリカでは、そもそも現金は面倒な持ち物のようです。アメリカの映画などで、財布を持たずにジーンズのポケットにくしゃくしゃなお札やコインをジャラジャラと裸のままで入れているシーンを見かけますが、クレジットカードならば1枚あれば済みます。
日頃、現金に慣れている日本人には、現金が面倒などという考えはありませんが、カード社会のアメリカでは現金の方がトラブルが起こるリスクがあるということは念頭に置いておいた方が間違いないでしょう。