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【図解+5分でわかる】L/C取引の流れとは?7ステップで仕組みを解説

      2016/02/24

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貿易取引において、決済条件は非常に重要です。決済条件の交渉は、取引先との力関係や慣行の違いなどにより、思い通りに進まない場合があります。
 

1度決済条件を決めてしまうと、後から変更することが難しいため注意が必要です。さまざまなリスクを回避するためにも、決済条件を設定する前にきちんと内容を把握しましょう。

ここでは、 L/C取引の流れについて図解でご紹介します。

7ステップにまとめた L/C取引の流れ

各種書類・資金の流れはざっくりと7ステップにまとめることができます。

 

【ステップ1】売買契約

輸出者と輸入者の間で売買契約を締結します。

【ステップ2】L/Cの入手

輸入者から取引先銀行にL/Cの発行を依頼します。その際、輸入者は、輸出したL/Cを発行した銀行の国内通知銀行から入手します。受け取ったL/Cが「取引不能信用状」か、どうかを確認しましょう。

【ステップ3】L/Cの通知

輸出者の取引銀行は輸出者に対しL/Cの到着を通知します。万が一、輸入者が商品の代金を支払われなかった場合には、L/Cを発行した輸入者の取引銀行に対して代金を請求することが可能なため、代金回収リスクが低くなります。

【ステップ4】商品の船積

輸出者は、契約条件のもとに商品を船積みします。

【ステップ5】船荷証券の入手・荷為替手形の買い取り依頼

船会社は商品と引き換えに、輸出者に船荷証券を発行します。その後、輸出者は信用状の原本と船積書類を添付し、取引銀行に荷為替手形の買い取りを依頼します。

【ステップ6】荷為替手形の送付

輸出者の取引銀行はL/Cを発行した輸入者の取引銀行に対し、荷為替手形と船積書類などを送付します。それらを受け取った輸入者の取引銀行は、輸出者の取引銀行に代金を支払い、輸出者に荷為替手形の引き受けを求めます。

【ステップ7】荷為替手形の引き受け・船荷証券の受け取り

輸出者は、荷為替手形と引き換えに船荷証券を受取ります。その後、船会社より船荷証券を引き換えて、商品を受け取り終了です。

【補足・さらに12ステップに分解】

もう少し詳しく解説すると下図①~⑫のようになります。

取引の流れ図_修正 

おわりに

決済条件の種類によって、その特徴はさまざまです。決済条件によっては、自分がリスクを負わなければならない状況に陥る可能性もあるため、注意が必要です。貿易取引をする際は、事前に決済条件の仕組みや種類を確認しておきましょう。

 

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