2017年4月12日、東京・日本橋人形町オフィスにて、三井物産クレジットコンサルティング株式会社・YCP Japan株式会社共催セミナーを開催いたしました。その様子をレポートします。
【参加者対象者の方】
東南アジアでの販路開拓をしたい企業の経営者様・海外事業部門の責任者様。
【講座の内容】
東南アジアにおける販路拡大・パートナー/サプライヤー開拓とリスク管理に関する最適な手法を検討いただくため、「海外ターゲットリスト」「海外企業との取引における要諦」について2部構成のセミナーを開催しました。
(開催スケジュール)16:00~17:30 (1.5時間) ※所要時間およびスケジュールは目安です。
▼目次
【講演①】
海外企業との取引における要諦 16:00-16:40
第一部は、当社代表取締役社長の松居より、海外企業と取引を始めるうえで理解しておくべきポイントについて、海外での事故事例も交え講演いたしました。
今後の成長が期待される新興国では、汚職や賄賂といったコンプライアンスに対する意識が希薄であり、日本国内の取引とは全く異なるリスクが存在することをご紹介しました。
そのうえで、私たちが、普段ニュースなどで見聞きする「取引先所在国の状況について、どこまで深く知っておくべきなのか」、「海外取引と国内取引はどこが違うのか」、そして「海外で気を付けたいトラブル事例」を解説いたしました。
続きまして、当社コノサー事業室の富井より、海外取引のリスク管理ツール「CONOCER(コノサー)」の概要についてご説明いたしました。
海外企業との取引を検討するうえでまず重要な情報収集、そして集めた情報をどのように活用すべきかをご紹介しました。
【講演②】
「本当に使える」海外ターゲットリストと海外展開事例紹介 16:40-17:20
続く第2部では、YCP Japan株式会社 パートナーの片岡氏より、海外ビジネス調査を主軸に事業を展開されてきたノウハウを踏まえ、東南アジア市場の産業調査・消費者調査手法、企業リスト作成時のよくある間違いと正しい活用方法について、ご紹介頂きました。
海外ビジネスに携わる方であれば、誰でも取り組まれているであろう「企業のリストアップ」という身近なテーマについて、「あれもこれも」と欲張ったリストを作るのではなく、「最大公約数的なアプローチ」で作成するのが効率的である点についてお話頂きました。
セミナーまとめ
今回のセミナーは、約20社の海外事業責任者・担当者の方にご参加いただきました。国際情勢が不透明感を増し、各国が保護首記的・内向き志向になりつつある中で、それでも、新興国の成長性に期待をされている企業様が多いことが改めて分かりました。
当社では、今後も定期的に、日本企業の海外展開・事業拡大に資する情報提供のセミナーを開催してまいります。
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▽今後のセミナー開催予定
5月19日(水)16:00~18:00
東南アジアビジネス成功の秘訣 ~東南アジアビジネスの実態からひも解く90分~
▼詳細はこちら▼
http://www.nexway.co.jp/seminar/20170519.html