今回は、機内で必要なものと滞在先のホテルで必要なものをご紹介します。細かいことですが「持っていて良かった!」と思えるものをご紹介しますので、参考にしてください。
※ 当記事の内容は2015年12月時点のものです。お出かけ前に最新情報を確認することをお勧めします。
▼目次
はじめに:フライト機内で必要なもの+貰っておくべきもの
・マスク、耳栓、アイマスク、靴べら、スリッパ
飛行機のクラスによっても異なりますが、エコノミークラスの場合はこれらは付いていませんので、全て持参する必要があります。
逆にプレミアムエコノミー又はエコノミープラスクラスやビジネスクラスの場合は、これら全てが付いていますので機内でもらったものを出張滞在先で利用し、捨てて帰れますので便利です。
・濡れマスク、耳栓
機内は乾燥するので、濡れマスクがあると楽です。
また、鼻風邪気味の時などは気圧の調整や耳抜きがうまく出来ずに離着陸時に耳が痛くなることがありますので、自前の気圧調整付きの耳栓は用意しておいた方が無難です。
機内で耳栓をもらえたら、滞在中に必要な場合もありますので、念のため捨てないでください。ホテルの部屋がエレベーターに近い場合の機械音やエレベーターホールでの宿泊者の会話で眠れない可能性もあります。ホリデーシーズンの場合、マンハッタンなどは夜中でもホテルの屋上などで大きな音楽を鳴らしてパーティーをやっていることもあります。
・ソルト&ペッパーの小袋
これはなぜでしょうか?…後でご説明します。
重要!ホテルの部屋の乾燥対策
以前にアメリカは空気が基本的にドライであるとお伝えしましたが、特にホテルで暖房を使うと、ますます乾燥で喉や鼻がヒリヒリして風邪をひく原因にもなります。
・ドラッグストアで加湿器をGETする
簡易的には、洗った下着やバスタオル濡らして部屋に干して保湿を試みることですが、とても間に合うものではありません。ドラッグストアで3,000円位しますが加湿器が買えますので、一週間位の滞在でしたら我慢せずに投資して欲しいです。きっと目覚めた時に、使って良かったと実感されると思います。
但し、この加湿器には塩が必要です。塩の瓶を持っていけば良いのですが、塩が白い粒ということで、あらぬ疑いをかけられる事がありますので、現地で要る分だけ入手した方が無難です。
出張先でも仕事の都合でスーパーマーケットになかなか寄れない場合も多いと思いますので、まず国際線の機内食で出されるソルト&ペッパーの小袋を毎食取っておいて利用したり、足りない分はアメリカ滞在中に食事を摂る度にレストラン等で調達したりします。
日本にあってアメリカにはない「あれこれ」
ハワイのようなリゾート地ではない米国本土が初めてという方がよく失敗されるのが、日本のビジネスホテル等と同じアメニティーを想定している場合です。
コレが無いなんて!①:アメニティ・洗面用具一式
部屋にはヒゲ剃り、歯磨き粉、歯ブラシ、入浴剤、シャワーキャップ、くし・ブラシ、裁縫道具、スリッパ、加湿器は付いていません。洗面用具は必ず自前で持って行きましょう。時々、ヒゲ剃りを持参せずに慌ててドラッグストアを探すビジネスマンがいらっしゃいます。
コレが無いなんて!②:冷蔵庫
また、部屋に冷蔵庫が付いていたらラッキーと思って間違いありません。冷蔵庫があったとしても冷凍庫はありません。セーフ(金庫)があっても故障等で使えないところも少なくありませんし、そもそも無料ではない場合もあります。
コレが無いなんて!③:普通に使えるシャワー
また、暑い地域や赤道に近い国の場合はリゾート地と同様にバスタブがない場合もありますし、シャワーの温度が上がらず水に近いぬるま湯の場合もあります。必ず服を脱ぎ始める前にシャワーの温度を確認しておいてください。
但し、古いホテルの場合は入浴中にシャワーの温度が上がったり下がったりすることも少なくありませんし、ハウスキーピングの人がシャワーのままにしてしまうことがあるため、蛇口をひねった途端に冷たい水を被ってしまうこともありますので、確認しながら利用してください。
まとめ:全てを自前にする必要はない
国内出張で宿泊するビジネスホテルのアメニティーで、いつも使うものがあれば、それらは無いと不便なものだと思っていただいて間違いないでしょう。リストアップして用意したかどうか確認してみてください。
一方、あらかじめ持参しなくても、機内で調達できるものや滞在先で調達できるものもあるとご理解いただけたと思います。これも以前にお伝えしました荷物を増やさない工夫の一つです。
⇒次回に続きます!