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【セミナー開催報告】海外展開におけるリスクマネジメント<入門編>~リスクを回避し海外進出を成功に導くセミナー~

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2017年7月21日、東京・日本橋水天宮前オフィスにて、三井物産クレジットコンサルティング株式会社主催のセミナーを開催いたしました。その様子をレポートします。

【参加者対象者の方】
海外展開におけるリスク対策が必要な企業の部門責任者様。

【講座の内容】

海外事業に取り組むうえで欠かすことのできないリスクマネジメントの基本として、海外事業における英文契約書、コンプライアンス、子会社管理、代金回収リスクといった主要な論点に関するセミナーを開催しました。
(開催スケジュール)15:00~17:30 (2.5時間) ※所要時間およびスケジュールは目安です。

▼目次

【講演①】
海外展開におけるリスクマネジメント
~海外事業で失敗しないために~ 15:00-17:00

第一部基調講演として、小沢・秋山法律事務所の弁護士・ニューヨーク州弁護士の外海 周二氏より、「海外における契約作成時のリスク回避法」「海外拠点管理上のリスクマネジメント」「代金回収リスク回避のための方策」について講演頂きました。

海外との契約においては、各種契約の内容・特性を押さえることは勿論のこと、海外と日本の契約における考え方の違いを確りと認識することが何よりも重要とのお話でした。海外との契約において、所謂「性善説」で取り組むのではなく、トラブル・紛争が起きることを想定した「性悪説」で契約に取組むため、細かい規定がなされ、よって海外との契約書は非常に分厚くなるというのは得心が行きました。

また、海外拠点管理の観点では、米国・英国の腐敗防止法についての解説を頂きました。いずれも「知らなかった」では済まない重大なリスクが隠れているため、グループ会社を含めた体制整備が必要です。

最後の代金回収リスクについては、特に貿易においては安全な決済手段(L/Cなど)を利用することが求められると同時に、取引相手の信用調査の重要性について解説頂きました。

【講演②】
海外信用調査・取引管理のポイント  17:00-17:25

続く第2部では、弊社コノサー事業室長の飯田より、海外の債権回収事情、信用調査を活用する際のポイント、海外リスク管理ツール「CONOCER」について解説いたしました。

債権回収という観点で、特にアジア地域において、日本は非常に恵まれた環境であることや、信用調査会社を複数使い分けることで、最適な情報収集が可能となることなど、実践的な話をさせて頂きました。

セミナーまとめ

今回のセミナーは、約30社のリスクマネジメントに関心の高い海外進出企業の方にご参加いただきました。海外事業の売上が増加する一方で、回収の遅延や貸倒の増加に苦心している企業も多く、非常に関心の高さが窺えました。

当社では、今後も定期的に、日本企業の海外展開・事業拡大に資する情報提供のセミナーを開催してまいります。

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▽今後のセミナー開催予定
9月6日(水)14:00~16:00(予定)
(仮題)攻め(M&A・海外新規事業)において必要なリスク管理 ~知財・信用リスクの観点から~

※詳細が決まりましたら、更新いたします!

 

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