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海外取引コラム第1回「みなさんのグローバル化のサポートを、ゆるく『はじめる』。」

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はじめまして。このブログの編集長です。この度はブログ『みんなの海外取引』をご覧いただきありがとうございます。

このブログは、日本企業で海外企業と取引をするビジネスパーソンのためのブログです。これから「海外企業と取引するうえで役に立つ(かもしれない)情報やノウハウ」を発信していきます。・・・といっても肩ひじを張って、海外取引についてお勉強していただこうというつもりはありません。海外企業との取引をこれから始める方、すでに始めている方が気軽に見に来ていただけることで、お仕事に役立つ情報が与えられる、そんな場所にしたいと思っています。

コンセプトは、難しそうな海外企業とのビジネスを柔らかく。「固いと思って食べてみたら、あっ、しっかりしているけど、意外に柔らかい」、例えるなら大宮駅で売っている梅林道の「生サブレ」のような…。知っている方は少ないですかねー(笑)

さて、初回ということで、どうして私(たち)がこのようなブログを立ち上げたかについて、少し長めにお話しさせてください。

 

きっかけはお客様の相談

 

私たちの会社は、日本の企業間取引(主として「与信」とか「審査」の面)についてのコンサルティング業を生業としています。ここ数年、そのお客様方から海外企業に対する取引についてよくご相談を受けるようになりました。そりゃそうでしょうと思われるかもしれませんが、意外だったのは、そういったお客様の多くが企業としては海外に進出して大分時間の経った(10年いや、20,30年以上たっているお客様もいらっしゃいました)いわゆる世間から見れば「グローバル」な企業の方々ばっかりだったのです。

 

この背景にはグローバル化の中身が変わってきているということがあるんだろうなぁと思っています。

「グローバル化」という言葉は1980年代から使われ始めた言葉だそうです。

経済的な観点でのグローバル化は(ここからは「海外進出」という意味に近いです)、日本では1980年代の後半から米国との貿易摩擦が問題化したために自動車産業はじめ大企業が米国に現地工場を建て始めた頃が最初です。90年代に入ると低賃金の労働力を求めて、中国に工場を移転し始めます。その頃は中国で作ったものを日本に持って来たり、他の国に輸出したりすることが目的に変わってきます。

そして現在です。大企業に限らず多くの企業が海外を目指していますが、その目的は低コストを求めた生産拠点というものだけではなく、まさにその国の消費者に売るために製品・サービスを提供するため、つまりマーケットを目的としたものです。

こうしてみるとメーカーや商社主導であった海外進出は飲食業やサービス業も含めてあらゆる業種が海外に出ていっている、そして「メイドインジャパン」であれば売れていた時代から、他の欧米の企業をはじめ中国や韓国の企業との競争は激しくなっています。グローバル化の中で日本企業の立ち位置は変わっているのだと再認識しています。

>>第2回「海外で勝負する日本のビジネスパーソンを応援したい」に続く

 

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