2016年11月2日(水)、東京・港区虎ノ門にて株式会社ネクスウェイ・三井物産クレジットコンサルティング株式会社(MCC)共催による無料セミナーを開催いたしました。その様子をレポートします。
【参加者対象者の方】
東南アジア進出企業、地区営業ご責任者様向け。
【講座の内容】
2015年末のAEC発足でますます注目される東南アジア・ASEANビジネス成功のヒントを獲得していただくため、「東南アジアの“今”を知る」「“営業活動”を知る」「“取引先管理”を知る」をキーワードに、3部構成のセミナーを開催しました。
(開催スケジュール)16:00~17:30 (1.5時間) ※所要時間およびスケジュールは目安です。
【講演①】
ASEANビジネス最新動向と海外展開の課題とは? 16:00-16:30
第一部は、重化学工業通信社 アジア・マーケットレヴュー編集部の藤井様より、東南アジアビジネスのキーワードであるAEC(ASEAN経済共同体)の概要、そしてAECの“血管”として重要な南北・東西の経済回廊について解説頂きました。
藤井様曰く、SEZ(経済特区)の状況から今後最も恩恵を受ける国は、国王死去に伴う混乱が気になるものの「タイ」であろうとのこと。今後の日本企業の投資動向が注目されます。
▼アジア・マーケットレヴューの詳細はコチラ
http://amr-net.jp/mg/
【講演②】
東南アジア日系企業の営業活動及び情報収集の喫緊課題 16:30-17:00
続く第2部では、株式会社ネクスウェイ グローバル事業推進室室長の和田様より、東南アジア日系企業の営業活動に関する課題と現地日系企業向け「GlobalFAXサービス」の事例について紹介頂きました。
現在、月の大半をタイ中心に東南アジアで生活されている和田様。現地の最新情報や生の声に関するお話に、参加者が熱心にメモを取られている姿が印象的でした。現地では課題が顕在的であり、明日の営業活動につながるような支援を本社(日本)側に求めているとのご説明でした。
▼ネクスウェイ社の海外向け営業支援サービスの詳細はコチラ
http://www.nexway.co.jp/service/globalfax/index.html
【講演③】
海外企業との取引におけるリスク管理の鉄則 17:00-17:30
最後に、当社コノサー事業室長の飯田より、「海外取引と国内取引の違い」、「海外取引先の調査手法」について、解説いたしました。アジア新興国で事業を展開される日本企業が必ず直面する“債権回収の困難性”について、日本とアジア各国の違いをご説明しました。
講演後のアンケートでは、「海外企業のリスク管理方法が確認できた(化学機械メーカーの方)」、「信用調査の重要性を再認識した(電気機械メーカーの方)」、「日系企業へのアプローチ方法として参考にしたい(放送業界の方)」等の感想が寄せられました。
セミナーまとめ
今回のセミナーは、約30社の東南アジア地区営業責任者・担当者の方にご参加いただきました。「営業活動」と「リスク管理」は事業の両輪であり、どちらが欠けても成功は難しいことを改めて感じた90分間でした。
当社では、今後も定期的に、日本企業の海外展開・事業拡大に資する情報提供のセミナーを開催してまいります。
海外取引に関連する当社セミナー・イベント情報の無料配信をご希望の方は、下記よりニュースレターにご登録ください。
**********
→コノサーニュースレター(メルマガ)登録はコチラ
**********