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海外出張・海外赴任前にマスターしたいプロトコールマナー(国際儀礼)について

   

プロトコールマナーは日本では国際儀礼と訳されており、国際的な交流の場での基本的なマナーです。歴史や文化、言語が異なる国同士では誤解が生まれやすいため、プロトコールマナーは全ての国を平等に扱うことを目的としています。
政府が行う外交だけでなく、海外出張や海外赴任などの国際交流の場でもプロトコールマナーは必要となってきます。そこで今回は、プロトコールマナーについてご紹介します。

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国旗の掲揚

まずは、プロトコールマナーの基本原則をおさえましょう。

プロトコールマナーは、国の規模によって序列は決定されず、全ての国が平等に扱われます。また、先任者優先(先着順)が基本原則です。

国際交流の場では、国旗を掲げることが多くあります。国旗は国の象徴であり、国旗に敬意を表すことは国際社会の基本的なマナーです。プロトコールマナーは「右上位」が原則です。迎える側の国旗は向かって左側に、迎えられる側の国旗は向かって右側に掲げて敬意を表します。その際、国旗の大きさや高さを同一にする必要があります。

また、複数の国旗を掲げる場合は国連方式によって、アルファベット順に向かって左側から右側に掲げることが一般的です。

 

呼称・敬称

6739-029-2相手に話しかける際に重要になってくるのが敬称です。特に女性への呼称は注意してください。

一般的に未婚女性は「Miss.」、既婚女性は「Mrs.」が使用されます。しかし、最近では女性が独立して仕事を行う場合もあるため、未婚と既婚の区別がない「Ms.」を使用することも増えています。

また名前を呼ぶ際は、本人が望む名前を呼ぶことが好ましいです。英語名だとミドルネームがあったり、どれが姓なのか分からなかったりする場合があるため、事前に確認するようにしましょう。

会議での座席配置

会議での座席配置は、2国間と多国間とで異なります。

6739-029-32国間の場合は、一般的にテーブルを挟んで両者が向き合うように座ります。その場合、両者の中心となる人物が中央の席に座り、その右側にそれぞれ2番目、左側に3番目の代表が座るようにします。通訳がいる場合は、序列の中に含めず中心に座席を配置するようにします。

3カ国以上の場合は、複数の座席配置方法があります。例えば、議長の右側から序列順に反時計回りで座る方法や、議長の右側に1番目の代表者、左側に2番目の代表者が座り序列順に交互に座る方法などがあります。

一般的に序列は肩書きによって決まります。同じ肩書きの者がいる場合は、着任した順に上位とするのが原則です。また、国や地域の名前のアルファベット順を序列とする場合もあります。

会食やレセプション

国際交流の場では、親睦を深めるため会食やレセプションなどが設けられます。招待状に「RSVP」と記載がある場合、「ご返事お願いします」という意味であるため、必ず電話やメールなどで返答しましょう。

また、一般的に招待状にはドレスコードが記載されています。タキシードやイブニングドレスなどの正装を着るのか、スーツやワンピースといった略装を着るのか、時間帯や会によって異なるため、しっかりと確認しましょう。

6739-029-4規模の大きな会の場合、一般的に会場の入り口付近で来賓を迎えるレシービングラインが設けられています。レシービングラインはあいさつを交わす大切な場所です。長くいると混雑してしまうため、あいさつは簡潔になるよう気を付けてください。

また、乾杯は食事が始まる前かデザートを食べる前に行われます。乾杯を行う際は、全員が起立し目の高さまでグラスを掲げるのがマナーです。グラスをあてる際は音を立てないように注意しましょう。

 

おわりに

プロトコールマナーを守ることは、お互いを尊重することにつながります。国際社会における共通のマナーであるため、海外出張や海外赴任に行く前には必ず確認してください。

プロトコールマナーを身に付けて、国際的なビジネスを円滑に進められるようにしましょう。

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